子供英会話講師に必要な英語力は?講師の英語トレーニング法も紹介

子供英会話講師に必要な英語力は?講師の英語トレーニング法も紹介

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小中高生に英会話を教えたい方へ。先生に必要な英語ってどれくらい?

「キッズ英語の先生って、そんなにしゃべれる必要ないでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりスキルが必要です。

子どもたちは思いがけない質問をします。
単語レベルの質問から文法的な疑問にまで答えるためには、先生には英語の全体像を見渡せる力がほしいところです。

また、英語がペラペラでもよいレッスンが出来るわけではありません。
日本語が話せるならだれでも外国人に日本語を教えられるわけではないのと同じです。

とりわけ英会話レッスンの場合、オールイングリッシュで進めるケースが多いと思いますので、効果的に話さなければ何も学んでもらえないレッスンになってしまいます。

子ども英会話講師に求められる英語レベル

提供するレッスン内容によって、求められるレベルは異なります。
小中学生でも英検準1級を視野に入れる子どもたちが増えている昨今、講師もニーズに対応できるレベルが必要です。
準1級レベル以上であれば仕事の幅が広がります。

キッズレッスン特有の注意したいポイント

キッズレッスンでは、対象が子どもであるがゆえの課題があります。

ノンバーバルな要素が大事

オールイングリッシュで授業する場合、ゲームやアクティビティの説明も英語。
年齢が低いほど、わかりやすい表現でノンバーバルな要素を多めに伝える必要があります。

図や絵で表示する、実際にやってみせるなどの工夫をしましょう。

講師がネイティブレベルで話せるとしても、言葉で説明を続けてしまうのはNG。
子どもたちに伝わらないどころか、レッスンを受けるのが苦痛になってしまいます。

先生は子どもたちにとって英語を話す「お手本」です。
そのため、講師の発音や声の調子、話すスピード、表情、ジェスチャーはどれも大切です。

子どもたちの学習内容の「少し上」の英語を話す

子どもたちの学習内容の少し上を目指すスピーキングが必要となります。
レッスンでは、子どもたちがすでに学んで知っている表現に加えて、推測すればわかる単語、一歩先の表現も使うよう心がけます。
これが結構難しく、私にとっても日々の課題です。

子どもたちの発話時間を増やす

子どもたちの発話が多めになるよう気を付けます。
先生がしゃべっている時間は生徒が黙っている時間です。

「聴かせる」はもちろん大切ですが、学習歴が長くなるにつれ、生徒の発話量の割合が増えるよう心がける必要があります。
こちらも私自身が課題として日々悩むところです。

子供英会話講師だからこそ、発音は大事!発音の鍛え方

発音矯正のレッスンを受ける

日本人講師の中には、発音が悪い先生が結構な割合でいます。
ベテラン・若手に限らず、日本語環境で育った先生はどうしても英語の発音に日本語の発音の影響が色濃く出てしまうのです。

「私はそんなはずがない」と思う方はぜひ、発音指導を専門にしている先生に診断してもらってください。
どんなに発音がよい方でも、母国語が日本語である限り、何かしら発見があるはずです。

ネイティブの発音をシャドーイング

TED Talksのようにスピーカーの表情がよく見える動画でシャドーイングを行います。
この際、スピードは50%~70%で、しっかり細部まで発音を真似します。

スピーカーの口元を見てください。
口の動きや表情が参考になります。

同じスピーチのスクリプトで音読してみましょう。
自分の発音のくせに気が付くはずです。

また、YouTubeに発音動画を上げている発音のプロ講師もいます。
解説が詳細で参考になります。
私のお気に入りは”Rachel’s English”です。
https://www.youtube.com/@rachelsenglish

自分のスピーキングを録音

時々、自分のスピーキングを録音してチェックしましょう。
発音は悪くないのだけれど、意外と声が小さいな、とかfilling wordsが多いな、といったことも大切な気づきです。

私は「子音が弱い」のが悩みです。
ちゃんと学習者に伝わるように、しっかり舌を使って発音できるよう、気持ちゆっくり話すように心がけています。

ちなみに自分が話すのはアメリカン・イングリッシュなのかブリティッシュ・イングリッシュなのか、ここは統一しておいた方がよいでしょう。子どもたちの混乱を防ぐことにもつながります。

子ども英会話講師のための英語トレーニング1

クラスルームイングリッシュは習得必須!教室英語のマスター方法

パラフレージング

例えば”How was your weekend?” と尋ねても生徒が質問の意図を理解できないとき。” Did you enjoy your weekend?” “I played games on Sunday. How about you?” など言い換えて質問を投げかけることと思います。
このように別の単語や表現に置き換えて伝えるのがパラフレージングです。

パラフレージングの練習としては、あるトピックを英語で説明するトレーニングが考えられます。

例えば”watermelon”。

どのように説明しますか?

” A large, round fruit like a beach ball. It has black and green stripes, but it’s red inside.”

こんな風に説明できれば、watermelonと言わなくてもどんな果物か伝わります。
発想を鍛えることが出来ますので英会話の先生にはピッタリのトレーニングです。

書籍等で定番表現をマスターする

「Classroom English」「Teacher’s Talk」「教室英語」「英語ゲーム」といったジャンルで様々な書籍が出ています。
「スピーキングは得意だから大丈夫」という人も、このような本は読んで練習しておいた方がよいでしょう。

定番表現を決めておくと、レッスン進行がスムーズになるだけでなく、子どもたちも繰り返し使われている表現はマスターしますので、一石二鳥です。

こうした表現はゲーム進行のときには大活躍します。

YouTubeでも学ぶことが出来ます。
検索ワードに「ESL/English/elementary school/game 」などと入れてサーチしてみましょう。

Super Simple Learningのアクティビティ紹介コーナー

https://supersimple.com/content-type/teaching/

小学校低学年くらいまでの子どもたちが大好きな歌でおなじみのSuper Simple Songsですが、How to Teachの動画コーナーはTeachers’ Talkのお手本にもなります。
動作もわかりやすく、レッスンのヒントがもらえる良質な教材です。

レッスン見学・セミナー受講

経験を積んだ講師というのはレッスン運びが実にうまいです。
子どもたちへの声のかけ方や効果的な指示の仕方など、一回のレッスンに多くの情報が詰まっていますので、もし頼れる先輩講師がいれば見学させていただいて下さい。

そこまでお願いできる人がいない場合は、セミナーを受講するのも手です。
ここ数年、オンライン開催のセミナーが増えてきていますので地方在住でも手軽に学べるチャンスです。
また、教材出版社が開催する無料のワークショップも役立つ情報の宝庫です。

5つ質問できるようにしよう!質問力を鍛えるトレーニング

レッスンでは英語で質問を投げかけるシーンが多々あります。

小学生なら絵本タイムで、中高生ならニュース記事を読む際に、先生が効果的な質問を投げかけることで子どもたちは教材に興味を持ったり、理解が深まったりします。

先生の質問力を鍛えるための方法として、一文に対して質問を5つ作る、というトレーニングがおすすめです。

例えば”I went to the movies the other day.”という一文に対しては:

*Which theater did you go to?
*Did you buy anything to eat there?
*Who did you go with?
*What movie did you see?
*How was the movie?

などパッと5つ出てくるとよいですね。

なるべく疑問詞を使ったオープン・クエスチョンにします。
Yes/Noだけで答えられる質問も悪くはないですが、生徒の発話を促せないからです。

さて、疑問文は正しく作れますか?発音と同じく、おろそかになっている先生に結構な割合で遭遇します。がんばりましょう。

その他のスピーキング力向上方法

NHKの語学番組を視聴する

NHKの語学番組は非常に便利です。ネイティブ講師のスモールトークは勉強になりますし、日本人講師の説明も参考になります。
ラジオの聞き逃し配信「らじるらじる」であれば小学生からニュース英語まで、様々なジャンルをハシゴして聴けますので、幅広い年齢層を指導する身としては大変重宝しています。

子ども英会話講師のための英語トレーニング1

オンラインレッスンを受ける

スピーキングスキル向上には、ネイティブスピーカーと話すのが一番です。
とはいえ、身近にネイティブスピーカーがいない、英語の先生として聞きたいことがある、などの場合は自分もレッスンを受けるべきです。

また、英会話の先生は日本人と話す日々が続きますので、自分も日本人英語になってしまいがち。
ネイティブスピーカーと話すことで英語の勘を取り戻すことが出来ますので、忙しくてもなるべく習慣に加えたいところです。

子ども英会話講師を目指す人のための英語力アップ法まとめ

英会話の先生は英語を話せて当たり前と思われがちですが、日本語環境でスピーキングスキルを維持するのは並大抵のことではありません。
地道な努力を重ねながら、レッスンで効果的なteacher’s talkを展開していきましょう。

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