【2021年版】英会話講師の給料相場と求人動向

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2020年のCovid-19(新型コロナウィルス)拡大により、英会話講師の働き方は大きく変化しました。
2019年までは、英会話レッスンの主流は対面レッスンでしたが、2020年前半の緊急事態宣言や人と人との接触を減らす必要性により、オンラインレッスンへの移行が急激に進んだ1年となりました。

それでも、対面レッスンで受講したいというニーズは変わらず存在しており、教室型の英会話スクールでは、「オンラインと教室の選択型」を新たなサービスとして打ち出しています。

このコラムでは、2020年に急激に変化した英会話講師の求人動向を振り返りながら、2021年の英会話講師求人動向・給料相場について解説していきます。

オンラインレッスンの台頭~多くの講師がオンラインへと働く場所を移動~2021年もこの傾向は続く

対面レッスンが実施できなくなったことにより、多くの英会話講師の活動もまた、オンラインレッスンメインに切り替わりました。
2021年1月時点では、Googleでの検索数が「英会話 スクール」「英会話 教室」よりも、「オンライン 英会話」「英会話 オンライン」のほうがはるかに多い結果となっています。

オンラインレッスンにはこれまで心理的・物理的にハードルを感じていた先生たちも、否応なしに切り替えを経験したことで、オンラインレッスンのメリット・デメリット両方を感じ取ることができたでしょう。

レッスンを受ける生徒さんたちも同様で、オンラインレッスンにはメリット・デメリットがありますが、総じてメリットのほうが多く、新しい英会話レッスンのスタイルとして今後もオンラインレッスンが主戦場となっていくことは変わりありません。

下記に、対面レッスンからオンラインレッスンへ切り替えた生徒さまからいただいた「オンラインレッスンのメリット・デメリット」を挙げてみます。

オンラインレッスンのメリット

・通常の対面レッスンと遜色ないレッスンを受けられる
・オンラインレッスンには抵抗があったが、いざやってみると全く違和感がなかった。
・画面に集中する分、集中力があがった。
・周りの声がうるさくて声が聞こえにくいことがない。
・発音も周りを気にせずに行えるので、大きな声を出せるし、恥ずかしいという気持ちがないのが楽。
・雨の日でも苦にならずにレッスンを受けられる。
・少々咳が出たり、体調が悪い時でもレッスンが受けれる。
・自宅待機やリモートワークが続く中、人と楽しく話せる時間もあまりないので、先生と話すことでリフレッシュできる。

オンラインレッスンのデメリット

・通信環境が整っていないので、通信が不安定で映像と声がずれてしまう。
・4Gの環境でテレビ電話をしてしまい、通信料がかさんだ。

対面レッスンと遜色ないクオリティのレッスンが受けられるとメリットを感じた生徒さまも多く、Covid-19が落ち着いても、オンラインと対面を併用するなど、オンラインレッスンは今後も多くの生徒さまの受講スタイルとして残っていくでしょう。

格安のオンライン英会話レッスン→付加価値提供型のオンラインレッスンで時給単価アップ

これまでのオンライン英会話レッスンのイメージといえば、フィリピン人講師などがメインの「格安レッスン」でした。1レッスン25分150円~や、1ヶ月5000円程度で受け放題など、日本人講師が太刀打ちできない安さで、日本人講師の主戦場とはなり得ませんでした。

しかし、2020年のCovid-19による変化で、オンラインレッスンでも付加価値を提供すれば、対面レッスンと同様の時給換算でできる求人案件が増えてきました。

例えば、

・オンラインでTOEFLやIELTSを指導する求人→時給4,000円
・オンラインでTOEICや英語力アップのコーチングを行う求人→時給1,600円~2,000円
・法人向けでオンラインでレッスンを行う求人→時給2,750円~

などです。

日本人英会話講師にとっては、フィリピン人と同じ土俵で戦うのでは無く、「日本人英会話講師だからこそできること」を追求した付加価値の高いレッスンを提供すれば、給料を落とすこと無くオンラインでのコマ数を増やすことができるチャンスです。

直近の「オンライン英会話講師」の求人案件はこちらのページからご確認ください。

幼児教育無償化により、子供の英会話レッスン需要もアップ

2019年10月からはじまった幼児教育無償化により未就学児にかかる学費が減ったことで、その分を英語教育にまわすご家庭も増えてています。特にオンライン子ども英会話レッスンは、感染の危険性がないうえに送り迎えの必要性もないので、2020年5月・6月には「英会話 オンライン 子供」といったキーワード検索が倍に増加しました。

オンラインの子ども英会話講師の給料については、時給換算で1,000円程度からとなりますが、教室型対面レッスンの子供英会話講師も時給1,100円~1,500円程度が相場です。オンラインでは金額面で多少の減りはあるものの、人気の学習スタイルのためコマ数が多い、平日夕方から夜や週末なども自宅から働ける、などのメリットを考えれば、育児中のママなども活躍できる機会が増えたと言えるでしょう。

また、プリスクールや英語学童保育の求人も2019年、2020年に続き2021年も増加傾向です。
子供が好き・英語が好き、という方には、子ども英会話講師として活躍するチャンスは多くあります。

直近の「児童英会話教師」の求人案件はこちらのページからご確認ください。

企業・大学での英語レッスンは、時給3,500円~4,100円程度が相場

企業や大学での英語レッスン求人動向は、オンラインを取り入れつつもやはり対面・教室型レッスンが主流です。給料としては3,500円~4,100円程度+交通費、期間は大学の場合は前期・後期ごとに、企業の場合は3ヶ月ごとなどの契約となります。

企業・大学での英語レッスンは、レベルや目的の異なる大人数を相手にすることも多く、レッスンカリキュラムの作成や個別フォローなど講師としての経験が必要となる対応が求められますが、その分時給としては高い給料を得ることができます。

英会話講師の時給と月給の相場感

さて、ここまでは2020年~2021年の英会話講師の求人の動向についてお話をしてきましたが、英会話講師の給料相場について、近年の弊社掲載のデータより情報をまとめてご紹介いたします。

カッコ内は統計件数になります。

職種 時給 月給
英語コーチ 2,146円(10件) 264,438円(18件)
英検/資格対策講師 2,872円(39件) 269,000円(9件)
大学 英語講師 3,906円(40件) 173,257円(7件)
大人向け英会話講師 2,987円(119件) 241,026円(23件)
塾講師 2,867円(3件) 230,000円(1件)
児童英語教師 2,181円(102件) 213,039円(42件)
企業英語研修講師 3,835円(80件) 233,750円(8件)
事務/営業 1,961円(21件) 219,063円(16件)
マネジメント 2,208円(6件) 232,000円(8件)
その他の英語講師業 1,983円(41件) 226,244円(37件)
オンライン英会話講師 2,674円(25件) 211,000円(3件)
TOEIC講師 3,326円(104件) 244,440円(20件)

2020~2021年 英会話講師の給料相場と求人動向 まとめ

オンラインレッスンが英会話講師のメインの主戦場となりますが、その分、付加価値提供型の求人案件も増えてきます。「日本人英会話講師だからこそできる英語指導とはなにか」を常に研究しつつ、日々掲載される求人情報の中で「これだ!」と思うものがあれば、果敢にチャレンジしていってください。

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なお、英会話講師の給料相場に関してはこちらの過去記事も人気があります。

いまから英会話講師を目指す、またははじめたばかりの方は、「英会話講師になるための7ステップ」や「英会話講師がすぐに使える10の基礎知識」の記事もおすすめです。

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