【TOEICの教え方】レッスンプラン3つのポイントとPartごとの指導法

TOEICの教え方

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この記事はただいま修正中です。2018.12.11

TOEIC対策を希望する生徒には、まず「3つのポイント」を見極めてからプランを立てます。

ポイント1:TOEICを受けたことがあるか、ないか?

TOEIC対策を希望している生徒には、まず【TOEICを受けたことがあるか?】を確認します。

受けたことがある場合

これまでの点数と次の目標(点数・期間)を聞きます

受けたことがない場合

TOEICテストの模擬・または公式サイトなどで内容を見てもらいTOEICについて知ってもらいます。
以下のサイトでは無料でTOEIC形式にそった問題を受けられます。

English-test.net

The TOEIC® Listening and Reading test

上記のサイトはおおよその問題数とレベルになるので、現在のレベルを正確に判断するなら、やはりTOEIC主催団体ETS発行の「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」を買って、自宅で時間を計って解くことがオススメです。

TOEIC模擬を受けるのが手間や時間として難しい場合は、現在の会話力や英検とのレベル相関関係をもとにおおよその点数の予測することができます。

TOEICスコアと会話力のおおよその目安については下記サイトをご参考ください。

TOEICスコア650未満の目安 英検・センター試験・TOEFLスコア比較一覧表

ポイント2:緊急に必要なのか「会話+TOEIC」なのか

会社から「いつまでに●点とらなければいけない」と言われているなど緊急性が高いケースなのか、または、「将来的にTOEICも受験してみたいが今は会話をメインに・・・」という要望なのかによってアプローチも変わります。

TOEIC対策だけを行ってほしい!次の目標が緊急である、という場合は、TOEICメインのレッスンになりますので点数を取りやすいPart2、Part5からレッスンで問題演習を中心に進めます。

特に目標時期が決まっていないがTOEICに興味がある、いずれ受けてみたい、という場合は、会話のレッスンを主軸にし、レッスンや宿題の中で少しずつ、TOEICを意識したアプローチを取り入れます。
会話レッスンをビジネス英語テキストなどにして、TOEIC頻出の単語などをカバーすることからはじめてもいいかもしれません。

まったくの初心者からTOEICを希望している場合

まったく英語がはじめてでわからない、という初心者レベルの人がTOEICテストを受けたとしても、すべてお経のように聞こえるだけでいきなりフルマラソンを走るようなものです。

ですから、そのようなレベルからTOEIC受験を希望されている方にはまず、TOEICブリッジをすすめてみてはいかがでしょうか。
TOEICブリッジとは、TOEICの前段階のもので同じETSが発行しているテストです。
問題数、時間はTOEICの半分、満点は180点です。初心者にも負担なく取り組めます。
TOEICであまりにも低い点数を取って自信をなくしてしまうより、TOEICブリッジで自信をつけ、150点とれるようになったら、TOEICに移行してみるというアドバイスをしてみましょう。

TOEICと問題形式が同じなので、パターンに慣れることができます。

ポイント3:点数を取りやすいPart、生徒が得意なPartから対策をする

TOEIC対策で使うテキストやアプローチはレベルや生徒の得意分野によって異なります。

「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」本によれば、スコアがあがりやすいパート対策の順番は
Part2⇒5⇒6⇒3⇒4⇒7⇒1
となっています。

日本人の学習者は意外とリスニングが苦手・・・と思いがちですが、TOEICの仕組み上、リスニングのほうが点を取りやすいので、Part2からはじめるのは効果的です。

ただし、ビジネスマンなどすでに英文をたくさん処理している方はPart7が得意だったりします。
生徒の得意分野から着手していくといいでしょう。
まずは、本などについている模試を受けてもらい、得意・不得意分野を把握しましょう。

TOEICパートごとの教え方

Part1対策

Part1は写真描写の問題です。
Part1では【受身】表現が良く出題されます。

例えば、男の人が車を修理している写真があるとします。

The car has been repaired.

は不正解です。

The car is being repaired.

が正解になります。
受身の進行形・完了形は慣れないととてもわかりづらいです。
まずはその違いを説明し、一瞬で理解できるまで、違いを練習しましょう。

その他、Part1でよく登場する『現在進行形』『現在進行形受身』『現在完了形』『現在完了形受身』について、文法の概念を理解し、英文を聞いて一瞬で意味の理解がとれるまで、繰り返し単文で練習を重ねると良いでしょう。

Part2対策

Part2は、初心者が対策をして点数を取りやすいパートと言われています。
Part2は応答問題ですが、その質問形式は、何パターンかにわけられます。
依頼、申出、許可、誘い、提案、招待などの決まった表現があるので、そのパターンと答えのセットをマッチングなどで覚えてもらいましょう。

中でももっとも出題数が多いのが、【WH疑問文】。
文頭がWH疑問文、be動詞、助動詞で始まるかを聞き取るだけで、消去法が使えます。
その中でも、WH疑問文にて「What、Who、Where、Why、How、Whose」で始まったとき、YesかNoで始まる解答は100%不正解になります。
また、Why で始まる問題が出た時に、Because で始まる選択肢があったら、その選択肢はほぼ間違いであることが多いです。

まずは、WH疑問文の問題だけを集めて集中的に練習するといいでしょう。

そして、次に【Yes/No疑問文】です。
TOEICでは前半は簡単な問題が多い傾向にあるので、PART2の最初の1~10問ではYesやNoが正解である確率が高いですが、後半はYesやNo以外の解答にも注目しましょう。
例えば「Has he ever been to Tokyo?」と聞かれたときに、
答えが「About twice a year.」や「He was born in Tokyo.」となったりします。

また【Yes/No疑問文】の仲間として
「She didn’t take a test, did you?」といった【付加疑問文】がでます。
Part2によく出てくる質問と回答のセットを暗唱して、瞬間的に答えられるレベルまで繰り返し練習しましょう。

Part3対策

Part3,4 では問題文を先読みしてから問題を解きます。
そのため、問題文を瞬時に理解する力が必要です。
まず、パターンに慣れるために問題文の特徴とパターンを解説します。

タイムトライアル練習で、次の問題にいくまでの数秒の間に次の問題文を読み取る練習を行います。

Part4は初心者レベルでは手を出しにくいパートです。
あえてこのパートはレッスンとしては攻略せず、生徒のレベルがあがってきてから取り組むのも手でしょう。

Part5対策

まず、TOEICに登場する文法の大枠を理解してもらうために、TOEIC文法をターゲットにした薄いテキスト、例えば「TOEIC英文法出るとこだけ」などを使い文法のをしっかり理解してもらいましょう。

文法の概要を理解したら、次はタイムトライアル練習です。
Part5は、

(1)文法(と品詞)を問う問題⇒読まずに解く
(2)語彙を問う問題⇒読んで解く
(3)文法と語彙の両方を問う問題⇒読んで解く

の3つの種類に分かれます。

読まずに解く問題は5秒程度で解く練習をし、残った時間を「読む問題」にあて、平均1問20秒、Part5と6で20分で終わらせるタイムマネジメントをします。

もし4つの選択肢が同じ単語(語根)を持つ異なる形であれば、その問題は品詞を問うものであり、文法・または動詞の時制に重点を置いていると考えられます。
初心者レベルはこの問題から着手します。

4つの選択肢すべて完全に異なった動詞・名詞・形容詞、または副詞であればその問題は語彙力を計るものであり、意味に重点を置いています。

4つの選択肢が異なった前置詞・接続詞・頻度の副詞等である場合、その問題は文法・語彙の両方を問うものであると考えらえます。

問題を解いた後は、なぜこの選択肢を選んだのか、を必ず生徒に確認します。
また、解説のときには、答えがあっているかあっていないか、だけではなく文の全体を理解してもらい、重要表現や単語は単語帳にメモしてもらうように指導します。
特に点数が低い人はPart5はPart2の次に点数のとりやすいパートです。
ここに時間をかけると良いでしょう。

Part7対策

TOEICは問題数、文字数がとても多いテストです。
そのため、速読の力が必要になります。
1分間に150ワード読めるスピードであれば、TOEICの問題は時間内に解くことができるといわれています。

そこで、Part7のテキストを使い、速読の練習をします。
速読の方法として、下記の手順をご紹介します。

(1)英文を読む(時間を計る。できれば1分以内で)
(2)和文を読む(意味を理解する)
(3)英文をもう1度読み、わからない単語に印をつける
(4)和文と照らし合わせ、わからない単語の意味に印をつける
(5)もう一度英文を読む

この方法で、長文読解の理解スピードを徐々にあげていくことができます。

Part7の問題を使った速読練習を積み重ねていけば、情報を読み取る力も徐々についてきます。

その他、TOEIC解法のテクニックは様々なサイトに載っています。
以下のようなサイトを参考にしてみてください。

TOEICは制限時間配分とテクニックで100点伸びる!

パート別にTOEIC試験のコツをまとめた【読んでスコアアップしよう】

TOEICの教え方事例:現在TOEIC400点⇒3か月後に600点目標の生徒のレッスン

「現在TOEIC400点⇒3か月後に600点目標」という生徒様のレッスンプラン例をご紹介します。

宿題

「新TOEIC Test出る順で学ぶボキャブラリー990」
レッスン時に行った問題演習から、My単語帳・My文法書の作成

レッスン

宿題のボキャブラリーテスト(穴埋め問題などを自作)
点数をとりやすいPart2、Part5を集中的に、公式問題集などからピックアップした問題演習(タイムトライアル⇒解説)

直前対策

時間配分、テクニック面での指導、当日・前日の心構えなど

宿題としては、TOEIC用のボキャブラリーを覚えたり、問題演習からMy単語帳、My文法書を作ってもらい、とにかく問題をたくさん解くことを優先します。

TOEICの教え方まとめ

TOEICで必要な知識・能力は以下のようなものです。

■ボキャブラリー(主にビジネスで使う単語)
■文法(品詞・受身・接続詞・時制・関係詞など)
■リスニング(音を聞き分ける力、音を保持する力、スピード)
■速読力(1分間150単語程度理解できる速読力)
■情報処理力、スキャニング力

これらの基礎英語スキルを徐々にあげつつ、TOEIC解法のテクニックも盛り込んで指導します。
TOEIC攻略のテクニックは、

■TOEIC問題のパターン化
■問題への慣れ・スピード
■タイムマネジメント

などが含まれます。

初心者あれば、点数のとりやすいPart2とPart5、Part1を中心に対策。
中級レベル以降は、生徒の得意を伸ばすか苦手を対策するか見極め相談しながら、Part3,4やPart7の対策を取り入れていきましょう。

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