中高生に英語を教えるには?英単語/英作文/長文読解の指導法

中高生に英語を教えるには?英単語/英作文/長文読解の指導法

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主に中学生や高校生を対象とし、英単語、英作文、長文読解を指導する案を以下に述べます。これらの指導方法は、生徒の興味関心を高めると同時に、英検やTOEICなどの資格試験を受験する際の英語力向上にも大いに役立ちます。

中高生への英単語の指導方法

英単語の指導方法について、筆者が実践した方法をご紹介します。

中高生の学ぶ意欲を高める、英単語の説明方法

単語を紹介する際、様々なアプローチをすることで学習者の意欲を高めることが出来ます。例えば、triangle「三角形、三角定規」のtriは「三つの」という意味の接頭語であることを紹介し、では「三輪車」は英語で何というか?(ヒントはbicycle「自転車」のbiは「二つの」という意味の接頭語である)などと英単語に関する問題を出すのも良いでしょう。

他には「1月」Januaryの語源はローマの神ヤヌスに由来することや、月名が2か月ずれているのはなぜかを紹介したり、「緑茶」は英語でgreen teaであるが「紅茶」はblack teaであることなど、英語と日本語の違いを紹介したりすることも学習者の意欲を高めることが出来ると思います。また、前置詞を説明するときは絵などを用いてイメージを伝えるよう心がけます。

中高生が英語資格試験を受けるときの英単語アプローチ

フラッシュカードを用いたり単語帳を使用したりすることで、英単語の紹介をする方法があるかもしれませんが、特に資格試験では更に別の英単語アプローチが必要です。なぜなら、英語の資格試験を目指す学習者にとって、点数アップへとつながる大切なことは、「間違えた問題を確実に覚えること」であるからです。

そこで、分からなかった英単語をノートに書き出し、その単語を何度も書いたり読んだりして覚えます。この方法は「単語を覚える」という動機に加えて「自分自身が分からなかった単語だからしっかり覚えよう、この単語を覚えたら更に英語が分かるようになる」などの積極的な動機にもつながります。

また、間違えた問題に向き合うことで、学習者は「どんな英単語を苦手としているのか」「どんな単語の使い方を理解していないのか」「文法を強化した方が良いのか」などと分析をすることになり、更に英語力を高めることへつながると思います。資格試験対策では、間違えた問題に対して積極的に取り組むよう指導することが大切です。

英単語の覚え方の指導

単語を覚える際は、ダラダラと単語を書くことを目標にするのではなく、1日に覚えたい単語を何個か絞り、隙間時間を効率よく使うよう指導します。

例えば、筆者が以前指導していた生徒は、英単語をメモに書き常に持ち歩き、通学時間などを英単語の学習時間に使っていました。また、英単語を覚えるときは、声に出すと耳からも覚えることが出来るので効果的であり、発音やアクセントも確認出来ます。(エスカレーターやエレベーターなど日本語と英語でアクセントが違う単語は是非確認したいところです。)

そして確実に覚えているか、英単語の小テストを行うと良いでしょう。その際、小テストは単に英単語だけを確認するのではなく、英文に単語を穴埋めする形式の問題にすると単語の使い方も確認出来ます。この問題形式であれば、文意をつかんで過去形や複数形へと形を変える練習も、同時に行うことが出来ます。

中高生への英作文の指導方法

英作文の指導方法について、工夫して指導した点です。

英作文の練習方法の指導

英作文は手本となる英文を真似ることから始めるよう指導します。

例えばI want to explain three things. First~. Second~. And third~.など英作文では順序を示す言葉を使用し、先に結論を書き、そのあとに理由付けを書くなど英文の仕組みを指導します。(先に結論があることは、長文読解や英会話等でも役に立つ知識であると学習者に伝えます。)

英作文を練習する上で「毎日、日記を書く」などの練習方法もありますが、日記は学習者が書き易い英文を日々書いてしまう傾向があるので、「今日は〇〇のトピック」などと指導者が書く内容を決め、添削する方が英語力向上につながると思います。特に時事問題に関するトピックを練習することは、英検の英作文対策へとつながります。

冠詞の仕組みを説明

英作文を書く際に、冠詞や単数形、複数形を苦手とする学習者へは、冠詞の仕組みを説明します。例えば日本語は「〇個、本、人」など様々な数え方があるが(豆腐の数え方は?蝶は?など日本語の様々な数え方も同時に聞いてみると盛り上がります。)英語は一つであればaかan、特定のものにはtheをつける仕組みを説明します。

その際、学習者へは、暗記ではなくルールを理解できるよう指導します。また一人一人に対し添削することで、学習者は自分の間違いに気づくことが出来、更に理解を深めることとなるでしょう。

英作文のゲームを導入

英文の伝言ゲームを行ったことがあります。内容は5~6人のチームに分かれ、先頭の人だけに英文を伝えます。その英文を次の人に伝えてもらい、最後の人までうまく伝わったチームが勝ちです。学習者は英文法の使い方も確認しながらゲームを進めることが出来、覚えたい英文の構造を理解します。

中高生への長文読解の指導方法

長文を効率的に読むための指導方法について説明します。

資格試験の長文読解の指導

英検などの資格試験問題では、まず設問に目を通し、問いの答えを探すように長文を読むよう指導します。その際、特に段落の最初の文はしっかりと読ませます。

また、日ごろから何分間で長文問題を解くことが出来るのか計ることも大切です。特に英検等で長文問題に時間をたくさん使いたい場合は、まずは英作文問題を先に解き、残った時間で長文問題にとりかかるよう指導するのも一つの案です。

長文の精読を取り入れる

文法や単語の意味など、細かく精読します。また声に出して英文を読ませることも効果的です。声に出すことで、英語特有のリズムをつかむことも出来るでしょう。特にシャドーイングはリスニングの学習にもつながり、積極的に取り入れたい学習方法であると思います。

中高生への英語の教え方 まとめ

これらの指導方法に加え、英語学習の動機付けも大切です。なぜなら、語学を学ぶには継続することが不可欠であり、学習者が意欲的に取り組むよう働きかけることも英語講師にとっては大変大切なことであるからです。講師の工夫で学習者の興味関心を大いに引き出し、学習者の英語力が更に向上すると良いでしょう。

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