英検準1級合格のための指導法~英単語・英作文・二次試験対策

英検準1級合格のための指導法~英単語・英作文・二次試験対策

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難易度の高い英検準1級を合格へと導くための方法をご紹介します。特に今回は「英単語」「英作文」「二次試験」について述べます。英検準1級の指導にお役立てください。

英検準1級の英単語指導法

英検準1級の英単語は大変難しく、なかなか覚えられない等の声をよく耳にします。しかし、合格に向けて英単語を覚えることは避けて通れません。ここでは、どのようにアプローチすると英単語をより効率的に覚えることが出来るのか、指導方法を述べます。

耳から覚える英単語

一斉に声に出して単語帳を1ページずつ読む授業方法はメジャーな方法です。しかし、学習者それぞれ覚えている英単語、覚えていない英単語は異なり、全体で1つずつ確認する方法は、英検準1級の対策授業では非効率です。また、英検準1級で必要な英単語数は膨大であり、いかに英単語を知っているかが合格のカギ。覚えるべき英単語を何度も繰り返し確認するほうが、より学習者にとって定着します。

そこで、英検準1級合格で必要な英単語を効率的に習得する方法として、「耳から覚える英単語学習法」を提案します。

指導者は学習者へ「〇ページから〇ページまで覚えてくるように」と指示を出します。その際、「CDなどの音声を繰り返し聞き、何度も声に出しながら覚える」方法を学習者へ伝えます。英検はマークシート方式なのでスペルを覚える必要はなく、同時に耳から覚えた方が記憶に残りやすく、リスニング対策にもなり、より多くの英単語を効率的に覚えることが出来ます。

実際、語句を問う大問1を特に苦手としていた学習者がいましたが、耳から覚える方法で英単語を習得した結果、試験本番で25問中22問正解し、合格することが出来ました。試験勉強を進める上で、学習に充てられる時間が限られている学習者もきっと多いでしょう。「繰り返し耳から英単語を覚え、何度も声に出す」学習方法を行うことによって、より効率的にそして確実に学習者は英単語を習得することが出来るでしょう。

間違えた問題への対処方法

練習問題などを解いた後に大切なことがあります。それは正誤に一喜一憂するのではなく、間違えた問題と特に偶然正解した問題に着目することです。そして覚えていない、または確認したい英単語をまとめた表を作り、常にその表を持ち歩き覚えます。その際、1日に12個ずつなど覚える英単語数を決めると更に良いでしょう。

また、同意語や接頭語なども意識することで、語彙力が高まります。

英検準1級指導法(1)

その表は折ることで英単語の意味を隠すことが出来たり、貼ることで何かをしながら確認したりすることも出来ます。

試験対策の授業は、学習者に問題を解いてもらいその問題の解説をするという授業パターンになることがあるかもしれませんが、大切なことは、間違えた問題を次は間違えないように覚える(習得する)よう促すことです。間違えた問題に対しての取り組み方を伝え、出来なかった問題が出来るようになると、合格へ更に近づきます。
英検準1級合格指導法(3)

英検準1級の英作文指導法

筆者が以前取り組んだ英検英作文対策について紹介します。

英文を作る前に

TOPICとPOINTSを読み取ったら、まず自分の意見を日本語で整理します。

そして〇の立場で記述するのか、あるいは×の立場で記述するのかを決め、英文に変換しやすい文を考え、英文を書き始めるよう指導します。

英検準1級合格指導法(4)

英作文が苦手な学習者への対応法

・英作文でよく使うフレーズを確認します。(例えばIn my opinion, ~. I have two reasons to support my opinion.など)これらのフレーズを使うことで、より整った英文を作ることが出来ます。

・「英文に変換しやすい文を考える」という作業が苦手な学習者は、まず文を考える練習を始めます。例えば「動物の権利がある」という文を英文へ変換したい場合、「~がある、いる」の英文はThere is / are ~.と考えると英作文は難しくなります。そこでAnimals have rights to live.などhaveを使う英文へと変える練習を行います。この練習を繰り返すと英作文が上達します。

・英作文指導では、複数形のSや過去形などの間違いも指摘する必要があるため、個別に添削すると良いでしょう。その際、学習者の出来ないところや苦手なところを指摘してしまうことが多くなってしまうこともあるかもしれませんが、学習者を褒めることを心がけたいものです。「以前より、今回は出来るようになった」などの喜びが、向上心へとつながることでしょう。

・英作文は10分間ほどで書けるようになるまでトレーニングをする必要があります。しかし、試験本番では長文問題により時間がかかってしまうなど時間配分に苦労することもあるかもしれません。このような場合の対策として、まずテストが始まったら英作文問題から取り組むよう問題を解く順番を変える方法もあります。

英検準1級二次試験指導法

一次試験の結果が出てから、二次試験対策を始める学習者は多いかもしれません。ここでは、短期間で成果の出る二次試験対策指導法を紹介します。

二次試験でよく使われる英語フレーズを覚える

授業では指導者が試験官の役になり、面接の練習をするなどの方法があるかもしれませんが、大切なことはその練習後の学習者の取組み方を伝えることです。

例えば、面接練習が一通り終了したら、模範解答の中に含まれるnot to ~「~をしない」やdue to ~「~のために」など、二次試験で良く使用するフレーズや英語で度々使われる「無生物主語」の文を確認します。(模範解答を印刷し、よく使うフレーズや無生物主語の文にチェックを入れると良いでしょう。)

学習者へはそのポイントを意識しながら覚えるよう伝えます。次の二次面接練習で例えテーマが変わっても、覚えてきたことを使用することにより、より英文を組み立てやすくなります。二次試験についても覚えるという作業がとても大切であり、英語を話すことへの苦手意識も克服できるでしょう。

二次試験でのコミュニケーションの重要性も伝える

面接練習をする際は、コミュニケーションの場であるということも確認します。例えば、試験官の方を見て話すことが出来ているか、声量等もチェックします。

ある学習者は、早く話さなければならないと感じ、質問を十分に理解しなかったり、意見を整理しなかったりした状態で英語を話し始めてしまう傾向がありました。そこで、Let’s me see.などの言葉を使い、考えをまとめる練習も行いました。同時に、日本語では一つの表現でも英語には様々な言い方があることも指導しました。例えば「ええと」を英語で表現したいときは、WellもしくはLet’s seeに加え、You knowやSoなど複数の表現があり、様々な表現を駆使することで、その学習者の英会話力は更に向上し、二次試験も合格することが出来ました。

・学習者が自主練習を行う際は、自分の話す英語を携帯電話等のビデオに撮って確認すると良いでしょう。客観的に自分の英語を確認することが出来ます。

英検準1級合格指導法まとめ

「英単語」「英作文」「二次試験」対策について、共通していることは覚えるということです。いかに覚えたか、覚えたことを使って表現できたかという点で合否が分かれることでしょう。指導者は覚えることの大切さを学習者へ伝えると良いと思います。

英検準1級指導に使用したテキストのご紹介

・7日間完成 英検準1級予想問題ドリル
・「14日でできる!英検準1級 二次試験・面接完全予想問題」
・DAILY 英検準1級 集中ゼミ

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