講師としての適正(レッスンの行い方)

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■■ 英会話講師ニュース http://www.eikaiwakoushi.com/  ■■
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■ INDEX  ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1) 英会話講師コラム:講師としての適正(レッスンの行い方)
(2) レッスンに使えるサイト:
(3) 英会話講師のためのワークショップ情報
(4) 求人情報
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■ 英会話講師コラム:講師としての適正(レッスンの行い方)
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第2回の前回は、多くの面接で実施されるデモレッスンの試験において
注意すべき点をいくつかあげました。

前回お話したのは、「(1)レッスン全体の流れ」および「(2)課題の提示方法」
でしたね。
(未読の方はこちらから:http://www.eikaiwakoushi.com/teacher/point02.html )

今回もデモレッスンでの注意点についてお話いたします。
(3)練習方法は適切か
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(2)でお話したように、レッスンのターゲットを説明し、
生徒が内容を理解をしたら、その後は定着のための練習を行います。

練習の方法としては様々な方法があげられますが
やはり王道である「パターンプラクティス」は行ったほうが良いでしょう。
パターンプラクティスとは、

「ターゲットセンテンスを用い、単語を少しずつ変えながら繰り返し練習をさせる」
方法です。

単純練習ですが、考える時間を最小限に抑えることができるので
時間を節約できますし、また反復練習を通して生徒の口から
スムーズにターゲットセンテンスが出てくるようになります。

たとえば、本日のターゲットが現在完了形(経験用法)であると想定します。
ターゲットセンテンスは
Have you ever + 過去分詞~? です。

その場合、このように進めます。

講師:see a ghost
生徒:Have you ever seen a ghost?
講師:play the piano
生徒:Have you ever played the piano?
講師:buy a car
生徒:Have you ever bought a car?

単語を入れ替えるだけでいいので、生徒はあまり
考える必要がなく、ターゲットセンテンスに多く触れることができます。

ただし、テキストを見つめたままの練習ではなく、
できるだけ 顔を上げ講師の顔を見て話せるように
カードなどを用意すると良いでしょう。
(デモレッスンの際には、カードは用意できないので
板書をしたり、自ら動いてアクションをするなど、
動きをつけましょう)

また、使用する単語はあくまで生徒の興味にあったもの、
会話で頻繁に使われるものでなくてはなりません。
導入する単語ですが、全てを新しい単語とするのではなく、
以前出てきた単語を織り交ぜながら繰り返し定着を図りましょう。

生徒は「覚えていた!」「使えるようになった!」という感動で
やる気を起こすものです。
(4)褒め方、間違いの直し方は適切か
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「褒め方」「間違いの直し方」の2点は これまでご説明した課題の提示、
練習の行い方とともに最重要事項です。

なぜなら、レッスンはあくまで生徒主体でなくてはなりませんが、
これらの2点は生徒の発話に対して 講師が行うフィードバックだからです。

講師の説明、アウトプットのほうへ より注意を注ぎがちですが、
実際は生徒のアウトプットに対する講師の対応のほうが 
雰囲気を作り生徒にやる気を持たせるために大事なことなのです。

※生徒が発話をしたときは必ず何らかの相槌を入れましょう。
Perfect! Good Job! Exellent! など、「その内容であっている、大丈夫ですよ」
ということが生徒に伝わるようにしましょう。

※生徒が間違った英語で話した場合の対応は生徒の性格や状況によって異なります。
(1)発話を重視し指摘はそれほど行わない
(2)ある程度の会話が終わった時点で、間違った部分を書き出し話をする
(3)講師が正しい英語を自然とリピートして生徒に気づかせる
(4)レッスンがすべて終了した時点で 書き出した内容を話してみる

など様々な方法がありますが、生徒の性格やニーズ、状況によって対応を変えましょう。
間違いを指摘しすぎるのも、また 全く指摘しないのもよくありませんので
バランス、タイミングが大事です。

以上、「ターゲットの練習方法」「褒め方、間違いの直し方」について
説明いたしました。次回は、「板書の仕方」「目線の配り方」など細かいテクニック
について触れてみたいと思います。お楽しみに!
■ レッスンに使えるサイト:日本文化キーワード辞典
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●日本文化キーワード辞典
http://www.japanlink.co.jp/ka/index.html

外国人と会話をしていると、日本について聞かれることが良くあります。
実際に英語で説明してみようとするとなかなかできないもの・・・・
英語での表現方法がわからなかったり、そもそも
日本文化についてあまり熟知していなかったり。

でも、日本文化について英語でしっかり説明できる人には
外国人も魅力を感じますし、何より会話が弾みますよね。
そういった場にそなえて、レッスンに「日本文化の説明」を取り入れては
いかがでしょうか?
このサイトは、日本語と英語の両方で日本文化を説明しています。
1レッスンで1つ、トピックを取り上げてもおもしろいかもしれませんね。
■ 英会話講師のためのワークショップ情報
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ネリーズ東京セミナー 2008年5月23日(金)
http://www.nellies.jp/info/news.php?id=32 より引用しています。

●プレゼンテーション 1
タイトル:オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)の始め方(入門編)
時間:11:00 – 12:00
プレゼンター:小林貢一(オックスフォード大学出版局)
使用教材:オックスフォード・リーディング・ツリー
対象:ORTに興味がある方ならどなたでも!
使用言語:日本語
内容:年齢を問わず楽しみながら学習できる大人気のORTシリーズを活用法、
楽しみ方の例を交えながらお話いたします。「ORTに興味はあるけれど、
どうやって始めたらいいの?」「どのレベルから始めればいいの?」など
よくある質問にもお答えします。授業への導入方法だけでなく、家庭での
楽しみ方のヒントになるかも知れません。入門編ですので、
初心者の皆様もお気軽にお越しください。
●プレゼンテーション 2
タイトル:The Road to Reading
時間:12:30 – 13:30
プレゼンター:宮下いづみ(ピアソン ロングマン)
使用教材:Info Trail、Story Street(その他、子ども向けリーダー)
対象:小中学生に英語を教える先生方
使用言語:英語(必要に応じ日本語)
内容:楽しい多読の世界へようこそ!このプレゼンテーションでは、多読を
取り入れるにあたっての具体例をご覧いただきます。子どもたちの年齢に関
わらず、英語の本を読む楽しさを味わう最初の一歩を踏み出させてみませんか。
誰でも、いつでも、どこでも、今日からでも始められる、
そんな方法をどうぞご堪能ください。
■ 求人情報
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●希望勤務地、業務形態(正社員、パートなど)、
仕事内容(英会話、TOEIC、塾、マネジメントなど)

ご希望条件を入れて検索できます。

検索フォームはこちらから:http://www.eikaiwakoushi.com/
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発行元:英会話講師の募集・採用・求人総合情報サイト~英会話講師.com 
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英会話講師募集案内:http://www.85begin.com/teacher.htm
編集責任者:加藤いづみ
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