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採用される人材とは〜講師としての適正(レッスンの行い方)  

講師としての適正(ヒューマンスキル)」については大前提となる部分ですが、今回は多くの面接で実施される「デモレッスン」のテストで気をつけるべきポイントを中心にお話したいと思います。
さて、英会話を教えた経験については、過去の講師経験を優遇するスクールと、あまり考慮しないスクールとに分かれますが、ここでは「講師経験を優遇する場合」を前提にお話いたします。
募集要項に「経験者優遇」と書いてある場合、ほとんどのスクールでは面接時に「デモレッスン」を行います。その際、下記のようなことをチェックしてみましょう。

  • レッスン全体の流れは適切か
  • 課題の提示・説明方法は適切か
  • 練習方法は適切か
  • 褒め方、間違いの直し方は適切か
  • 板書の仕方、メモの取り方は適切か
  • 目線の配り方、声の大きさは適切か
  • 講師の雰囲気作り、演技力、ジェスチャーはあるか

それでは順をおってご説明いたします。

ポイント1:レッスン全体の流れは適切か

一般的なレッスンの流れはこのようになります。
  • ウォームアップ
    生徒を英語モードに引き入れるためのスモールトークです
  • イントロダクション
    本日の課題・テーマを意識したスモールトークです
  • ターゲット
    本日の課題についてわかりやすく説明します(英語・または日本語)
  • プラクティス
    本日の課題をリピートにより定着させます(必要があれば単語の導入も行います)
  • 応用
    実際に使われる場面を想定しロールプレイや反復練習を行います
  • まとめ
    質問があれば受け、本日の課題のまとめと宿題の話をします

デモレッスンは時間が短いので「イントロダクション」「ターゲット」「プラクティス」のいずれかの部分のみを行うか、または各パートを 短くし全体を通して行う形となるでしょう。
いずれにしても、ターゲットを明確にすること、また反復練習で定着させることが大事です。

ポイント2:課題の提示・説明方法は適切か

デモレッスンでは対象となる生徒のレベルが提示されます。
初心者対象の場合、多くのことを一度に教えるのではなく「ターゲットを絞って」教える必要があります。
たとえば不定詞の場合、「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」を全て教えようとするのではなく、一番会話に使えて生徒が理解しやすいものを優先して選ぶべきです。
中級者をターゲットとして指定される場合(そのような場合はほとんどないと思いますが)まず全体を説明してから細部に入る、という方法も考えられます。

文法の説明は口頭だけでなく、イメージや図をすぐに書けるようにしておくと良いでしょう。
初心者向け 文法書は書店にたくさん出ています。
イメージ・図を用いてわかりやすく説明しているものが多いのでそれらを熟読し、人に教えるときにはどのように教えるのか、常にイメージしておくと良いでしょう。

※イメージがのっているお薦め文法書:
総合英語Forest  
英会話なんて中学英語。―かんたんじゃん!  

日本語と英語のバランスについては、そのスクールのメソッドにもよりますので事前にチェックをしておきましょう。
英語のみでレッスンを行っている場合、デモレッスンも英語のみで行ったほうが良いかもしれません。
ただし一般的には、日本人講師の良さを生かし、日本語を使うべきところには日本語を入れていく指導方法が望ましいと思います。(生徒のレベルにもよりますので一概には言えませんが)

早い英語のみで説明をしても生徒には全く内容が響きません。さらに自信を失うだけです。自分の英語力を誇示するのではなく、あくまで「わかりやすさとは何か」を常に追求するようにしましょう。

「ポイント3:練習方法は適切か」

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