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英会話ビギン/英会話講師.com の
加藤いづみです。
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さて、読者のsasakiさんから
「イラストの使い方」について
大変参考になる意見をいただきました。
様々なレベル・年齢の生徒様を教えた経験から
レッスン運営のアイディア・工夫が盛りだくさんです。
何度も読み返せば、
レッスン運営に活かせるポイントがたくさんありますよ。

 

◆イラストの使い方について

基本的にどんな生徒にも
最初はイラストやカードを使った授業を行っています。

これは年齢等関係なく、
けれど英語のレッスンそのものに使うというよりは
生徒さんがそのイラストやカードに
どういった反応を返すのか見るために、
一度は使うといった意味合いが強いのですが…。

これは個人的な感想ですが、
より高度でレベルの高いレッスンを希望される生徒さんは、
どちらかというとイラストやカードをあまり歓迎されません。

なのでそういった生徒さんの場合、
イラストやカードを使うのは
専らテストを行うときになっています。

例えばシチュエーションイラストの場合、
一分間の間に四往復以上の会話をぱっと思いつけるか
(授業内で使った表現を使う、
あるいはTOEICなどで使うような熟語表現を使う等、
縛りを入れる場合もあります)、
またそれを言うだけでなく、書いたり、
先に会話を披露してもらってから、
第三者視点よりこの二人の会話について
説明してもらったりなどしてもらうこともあります。

逆に初心者に近いレベルの生徒さんには、
どんどん授業内で使います。

【見せて→考えさせて→言葉で見せて】

といった流れはよく似ていますが、
私の場合は逆に
「授業内で教えた表現などを一行分ほど告げて、
それに合うイラストを描いてもらう」

といった形にすることも多いです。

絵の上手い下手ではなく、
以前授業で使ったイラストなどをぱっと思い出せるか、
確認する意味合いもこめて。

不思議なモノで、授業でイラストを使っていると、
いざ自分が同じようなシチュエーションで絵を描くとき、
そのイラストに似通ったモノが多くなります。

そうすると生徒さんの方も描きながら、
あるいは喋りながらだんだんと思い出してくるのか、
「ああ、これ前にやった!」という達成感が強くなるようです。

子供の場合はカルタ形式が多くなります。
文字だけのイラストやカードを混ぜて使うこともあれば、
どちらか片方にすることもあり。

ただしこの場合は毎時間続ける(一ヶ月ほど)ことが大事です。
それに慣れた頃、今度は文字だけのカードを二枚並べて、
私の口にした単語カードはどちらか当てるゲームにしてみたり、
穴あきの単語を授業前の黒板に書いておいて、
じゃんけんに勝った人から好きな問題を選んで
穴埋めをしてもらったりと、
文字になっても拒否反応が出ないように工夫します。

競争力が高い子供は案外飲み込みも早く、
慣れてくると絵のカードを見ただけで全部の単語を書く、
大人顔負けな子供も出てくるほど。
右脳や左脳のバランスが取れているということなんでしょうか。

(sasakiさんのコメントここまで)

いろいろなアイディアを盛り込んでくださいました。
ありがとうございます。
いただいたアイディアをちょっとまとめてみますと・・・

●授業で扱った表現を講師が英語で言って
 生徒様に思い浮かんだイメージをイラストで描いてもらう

→英語を聞いた時に、文字ではなく
 イラスト/イメージを連想する練習として役立ちますね。
 大人の生徒さんはどうしても文字が先に来てしまいがちですから
 英語脳を作るためにも有効です。

●シチュエーションイラストを使って
 1分間に4往復の会話を思いつけるか。
 または会話の内容を第3者的に説明できるか。

→達成感を持ってもらうためにも、
 一定の間隔でテスト要素は必要ですね。
 シチュエーションカードを見せてテストを行う方法は
 おもしろいですね。
 時間をはかって行うことで
 生徒様側にも緊張感が産まれ
 できたときの達成感は大きくなるでしょう。

 英検の2次試験対策としても有効ではないでしょうか。

●子供クラスの場合、カルタ形式にする。

→お子さんにとっては、文字もイラストも
 同じようにイメージとして入ってくるのでしょう。
 勉強ではなくいかにゲーム感覚でできるか、
 sasakiさんの工夫は参考になります。

sasakiさん、たくさんのアイディアをシェアしていただき
ありがとうございました!

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