個人で教えるときの注意点について教えてください
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生徒5000名以上を担当するベテラン人気講師
「マンツーマン英会話教授法 3ヶ月オンライン講座」担当の
ユキコ先生、福田先生、Naomi先生に
皆さんのティーチングの疑問を解決いただくこのコーナー。
今日の質問は、
「個人で教えるときの注意点について教えてください。」
です。
先生たちの考えはこちら
まずは個人レッスン、
マンツーマンレッスンの一番のポイントは、
【生徒一人一人を知る】ということです。
生徒を知る、ということには、
生徒の目標や現在のレベルを知る、ということに加え、
生徒の頭の構造、
つまり、【生徒がどのように理解するのか】
その方法を知る、ということも含まれます。
それには、生徒がこれまで
どのように英語と向き合ってきたのか、
そのバックグラウンドも踏まえます。
自分や他の生徒とは違う方法で
英語に触れている可能性もあります。
その頭の構造を
しっかり理解しようと努めることです。
そして自分の方法にあわせるのではなく、
生徒の理解の方法にあわせる、ということです。
そのためには、生徒と一緒に呼吸してみましょう。
そうすると、生徒の話すスピードや内容に
自分があわせられるようになってきます。
上達を急いで
講師のペースでレッスンをしてはいけません。
中には、自分と違うタイプ、
他の生徒とは違うタイプで
やりにく生徒もいるかもしれませんが、
そんな生徒の中にも、何らかの【とっかかり】を見つけていきます。
例えば、これまでたくさんの英会話スクールに通って
英会話レッスン慣れはしているけれど、
本当は基本ができていない、というタイプの生徒がいます。
そういった方は、
基本に立ち戻るのを嫌がる傾向にありますが、
無理に基本から行なうのではなく、
まずは生徒の方針、考え方に講師があわせ、
その中で何かとっかかりを見つけたら、
少しずつ、あるべき方向に引き寄せていく。
辛抱強い対応が必要です。
最後に、個人レッスンの場合には、
距離感を上手に保つことです。
信頼関係を保つことは欠かせませんが、
お金をいただいているビジネスの関係ですから、
親しくなりすぎて
友達のようになってしまうのは必ずしもよくありません。
つかず離れず、の絶妙な距離感を
講師のほうで意識して持てるか、がポイントです。