マンツーマン英会話の極意―生徒さんの真のニーズを見極める

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こんにちは。
英会話ビギン 英会話講師のユキコです。

講師の仕事は生徒さんの要望に耳を傾け、
その要望に沿って英会話を教える、というのが
大切なポイントとなることは当然ですが、
これは生徒さんの要望をうのみにしてその通りに教える、ということではありません。
生徒さんの要望を、生徒さんのレベル、学習目的によく照らし合わせて、
どういうレッスンが最適かを判断するのが肝要です。

以下の例を見てみましょう。

【例1】

■生徒さんの要望
文法が弱いので文法を中心に学びたい。


■生徒さんのレベル
基本的な文法事項(基本時制、主語動詞の語順など)は理解している。

■生徒さんの目標
TOEICで600点取る。日常英会話ができるようになりたい。

■対応
基本文法ができていてTOEIC600点が目標の場合、
文法をそれほど強化する必要はありません。
一般的に高校英語などで教える高度な文法が苦手だった人が英会話に苦手意識を持つ場合、
あの高校の難しい英語(分詞構文や過去完了など)ができなかったから
自分は英語ができない、と思い込んでいることが少なくありません。
実際の日常会話は、難易度の高い文法が使われる比率は低いということが知られていないのです。
この生徒さんに必要なのは文法力を強化することではなく、
より簡単な単語が会話でどのように使われているかを知ることと、
TOEICに頻出の単語を覚えていくことです。

【例2】

■生徒さんの要望
テキストの会話ではなく、また文法を学びたいわけでもなく、
フリートークができるようになり、自分の言いたいことが言えるようになりたい。

■生徒さんのレベル
主語動詞の語順もおぼつかなく、文が作れない。

■生徒さんの目標
日常英会話ができるようになりたい。

■対応
‘英語が話せるようになる’とは、まず、
主語動詞の語順をしっかり身に着け文が作れるようになることであること。
次に、英語特有の話題の選び方、広げ方を知ることだ、ということを理解していただきます。
よく、テキストの例にあるようなことは話さない、と思われる方がいますが、
テキストのダイアローグは、英語特有のトピックの選択、広げ方に慣れる、という意味で重要です。
たとえば、次のようなやりとりを見てみましょう。

A: What do you do?
B: I’m an engineer.
A: Sounds great. Do you like your job?
B: Well, not really. Actually, I’m thinking of changing my job.

職業が何かを訊いて、「その職業が好きかどうか」は日本人は通常聞きませんが、
英語を話す人たちの間では、決して珍しい質問ではありません。
このような英語的話題の選択、広げ方、答え方を習得していくことも、
英会話力を身に着けるうえで大切なのだ、ということを
生徒さんに伝えていく努力をするのは、重要なことです。

生徒さんにとって必要なことと、生徒さんが‘やりたい’ということの間には、
上記でみられるようなズレがある場合が多々あります。
日本語会話と英会話の両方ができる講師が、
生徒さん自身のレベル、目的をよく観察、分析をして、
生徒さんが本当に上達できる道筋をつけていくことが、
レッスンを継続していく上でとても重要になってきます。


about me: ユキコ先生
指導歴15年の英語講師。英会話ビギン マンツーマン英会話レッスン講師他、フリーランス英会話講師として活躍中。中堅英会話スクールを中心に自営の教室を開いた経験もある。TOEICや文法のレッスンに定評がある。

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