“会話力”指導法その1~“話が続かない!!”という人を救う方法 ~

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こんにちは。
英会話ビギンのユキコです。

英会話初心者、初級者の方が英語を話せない理由は様々です。
せっかく、少し単語を覚えて基礎文法を復習しても、
話がすぐ終わってしまって、
覚えたことをそもそも使うチャンスがつくれない、という例も
多く見受けられます。
では、こういった方にはどのような指導がよいのでしょうか?

本日は、会話がすぐ終わってしまう生徒さんに対する
指導法をご紹介します。

1.Follow-up questionの提示

A: What did you do last weekend?
B: I watched a movie.

ここで会話を終わらせないために、

How was it?
What movie did you watch?
Where did you watch it?
What did you do after that?

などのfollow-up question が訊けるように

How was it?
What_____________?
Where _______________?

といったfollow-up question カードを傍らに置いておき、
適宜訊くように促します。

この練習をする際は、
まず、講師が最初に生徒にカードを指示しながら様々な質問をして、
話題を広げることを実践してみせてから、
Now, it’s your turn. といって
生徒にいろいろ聞かせるとよりスムーズにいくでしょう。

2.相鎚の提示

相槌はfollow-up questionを訊く時には欠かせないものです。
このことに気づいていない生徒さんが多いようです。

A: I watched a movie last weekend.
B: Really? How was it?
^^^^^^^
A: It was good.
B: Ok, then , what did you do after that?
^^^^^^^^^
A: I went to a restaurant.
B: I see. What kind of food did you eat?
^^^^^^

このような典型的でシンプルなダイアローグを紹介し、
ここから下線の相鎚を除くと非常に会話がつまらなくなり、
尋問でもしているかのようになってしまうことに気づいてもらいます。
その上で、相鎚をするといかに次の質問がしやすくなるか、
ということを実感してもらうために、
イントネーションを意識させながら、口頭練習をしてもらいます。
その後に、相鎚カードを脇に置きながら、
いろいろなトピックで講師と生徒の間で、会話練習をしてみましょう。
相槌につられるように、
覚えたWH questionを使うことができることに気づいて頂けるはずです。
少し会話に慣れた人には

That sounds great/ interesting.
That sounds like fun.
Oh, you do? Oh, you did? など、

形容詞や時制を含んだ相鎚を提示すると良いでしょう。
英会話は英語である以前に、人と人のコミュニケーション、
相手の言っていることに興味を持とうとする姿勢が大事、
ということに生徒さんに気づいて頂ければ、
レッスンは大成功ということになります。

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